先週は北海道に行ってきました。
北海道で「シェアワイナリー」を運営されている方のところでの「収穫・選果」のお手伝いを中心に、ワイン業界のいろんなかたからお話を聞くことができました。
地球温暖化、広大な土地、収穫時期の快適な気候、素晴らしい景色など、北海道にワイン造りを志す人たちが集まる理由がよくわかりました。
一方で、11~3月の4~5か月間は雪が積もって畑仕事はできないなど、まだまだ気温が低いことで苦労も多く、栽培管理にもさまざまな工夫をしながら厳しい環境の中で努力されているようでした。
どんな土地でも完璧な環境というのはなく、それぞれの場所で試行錯誤しながら、言い訳をせずに、自分に与えられた場所で少しでもいいものをつくろうと努力することが大切なんだと再認識しました。
北海道はとても魅力的でしたが、自分は大阪の果樹農業の特徴である「都市近郊型農業」の良さを活かして、狭い面積だからこそ生まれた「山の斜面を利用したブドウ栽培」を活用して、少しでもいいものを作れるように努力していきたいと思います。
また「気温の高さ」に適応した品種やクローンへの移行、作業時間や栽培管理スタイルの工夫など大阪ならではの農業を模索していきたいと思います。
#農業 #日本ワイン