ワイン造り・農業の学び– category –
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「ホウ素欠乏症」について
(特徴) ・軸が固くなる。 ・葉っぱが左右非対称に。 ・周りから枯れ込んでくる。 ・葉脈まわりの色がまばらに抜ける。 (対策) ・FTE(粒状・2キロ・740円・ホウ素などの微量要素)を散布。来年には復活するので大丈夫。 *土壌中にはホウ素成分はあ... -
農薬の「治療効果」について
・症状が出たものを回復させるのではなく、「植物内に入り込んだ菌を退治する効果がある」という意味。 ・ボルドー液などの予防剤は、浸透効果はないため、植物内に入り込んだ菌には効果がない。 ・1度壊れた細胞は元には戻らない。 ⭐︎植物も人間も本... -
接ぎ木について
・おすすめ台木は「テレキ5BB」 ・ ⭐︎ブドウの木を誤って切ってしまった時に、、、 『英国式鞍接(くらつぎ)法』 ・3月中旬まで剪定せずに残しておいて、穂木を採取する。 →冷蔵庫で保管。*あまり長期間の冷蔵庫保管は乾燥してしまう。 →台木の新梢... -
ブドウの傘かけ・袋かけについて
⭐︎大粒は袋をかける。中粒は24cm、デラは15cm。 ⭐︎タイミングは、梅雨が落ち着いて、摘房・防除が終わって、花冠も綺麗に落ちてから。 →低収量・高品質を目指して、いいものだけを残す。 →2023年は6月中旬。 →ヨーロッパ系品種は房にべと病が入りやす... -
黒とう病について
葉っぱに点々が現れて、縮れてくる。 別名「鳥の目病」 中心が白っぽい、鳥の目のような斑点。 (対策) ・2〜3月の硫黄合剤&べフラン(ベンレート) ・5月頭のジマンダイセン ・発症してきたら、オンリーワンフロアブル、ファンタジスタ、新薬のミギワ。 -
竹中ブドウ園
農大の課外授業で、ご近所の駒ヶ谷にある、「農の匠」でもある「竹中ブドウ園」さんに勉強に行ってきました。 5万を超えるデラウェアの房を3〜4人で作業されているそうで、作業量の多さに驚きました😅 (要点) ⭐︎棚はなるべく明るく、光が差し込むよ... -
大阪3大果樹
大阪の3大果樹は、 「ブドウ」「栗」「みかん」 僕がお世話になっている畑には全部ありますね。 -
栗の木の花がもうすぐ咲きそうです。
初めて見ましたが、面白い形ですね。 収穫したら、自家製の渋皮煮とモンブランを作りたいと思っています。 -
『段階的な新梢管理』〜新梢管理について感じたこと〜
・1本づつ丁寧に終わらせていたら、最後の方の木が遅れてしまい、成長や防除に影響が出てしまう。 ・新梢管理の遅れは防除効果の減退、病気や枝折れのリスク、栄養の無駄遣いにつながる。 ・優先度の高い枝や作業だけを「順番に・スピーディに」何周も繰... -
摘粒(てきりゅう)について
・ぶどうの粒が混み合った部分や生育が悪い小さな果粒(ショットベリー)を間引いて房をつくること。「粒抜き」とも呼ぶ。 ・ぶどうの粒の間隔が狭いと、粒が大きくなった時に粒同士がぶつかって、潰れてしまいます。また、潰れることで病気の原因にもなり...