自己紹介

こんにちは。

新畑貴之(しんばた)と申します。

現在、大阪市都島区でフランス料理店を経営しながら、南大阪の羽曳野市でブドウ栽培・ワイン造りに取り組んでいます。

「平日農家・週末料理人」で、平日はブドウ栽培・ワイン造りをし、週末は自身のお店で料理を作っています。

私は、大学卒業後に本格的にフランス料理の道に進み、フランスや東京のさまざまなお店での経験を経て、2017年8月、30歳の時に自分で小さなお店を持ちました。

自身のお店をオープンする前は、東京の代官山にある「レストラン パッション」のアンドレ・パッションさんの下で6年間、カスレを中心としたフランス郷土料理を学んでいました。

アンドレ・パッションさんはフランス食文化への愛にあふれた方で、「心をこめて料理を作ること」、「自分が毎日でも食べたいと思うような料理を作ること」など、たくさんのことを教わりました。

アンドレ・パッション - Wikipedia   

お店をオープンして6年がたち、このままお店を続けるだけではなく、少し環境を変えて自分の可能性を広げてくれることに挑戦したいと感じていた時に、

大阪府羽曳野市飛鳥のワイナリー「仲村わいん工房」の仲村現二さん(以下、現さん)との出会いがあり、ブドウ栽培・ワイン造りに関わり始めるようになりました。

晴レルデ:大阪メルロー/13 「敵」を知り自然に学ぶ | 毎日新聞 仲村わいん工房 銀座カーヴ・フジキ Cave FUJIKI

現さんからは「ワイン造りはブドウが8割」「ワイン造りは農業」と教わり、ブドウに対する愛情とブドウ栽培に対する情熱を今も学んでいます。

一方で、農業を始めようとはしたものの、農業経験も地域での人脈もない状態では限界があると感じていました。

そんな時、「大阪農業大学校」の存在を知り、2023年4月に入学しました。

農業大学校では、1年目はブドウ栽培を中心とした農業全般について学び、2年目は併設されている「ブドウワインラボ」の下野さんから醸造用ブドウ栽培・ワイン醸造について教わりました。

下野さんは、微生物の研究者を経てワイン造りの道に進んだ方で、科学的な観点からワイン造りの知識を教えていただき、非常に勉強になりました。

2025年の3月に農業大学校を卒業し、これから本格的にブドウ栽培・ワイン造りに取り組んでいくところです。

フランスの食文化の中で、料理とワインは欠かせないものです。

フランス料理人として、今までもワインはずっと身近な存在でしたが、まさか自分がワイン造りに携わるようになるとは思いもしませんでした。

自分で育てたブドウを使ってワインを造り、料理に合わせて提供できたら、他にはない価値を感じていただけると思っています。

「食事を楽しく、幸せに」をモットーに、自分が関わった方々の人生が少しでも豊かになるように努力していきたいと思っていますのでよろしくお願いします🤲