フランス料理まるしげ– Author –

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『段階的な新梢管理』〜新梢管理について感じたこと〜
・1本づつ丁寧に終わらせていたら、最後の方の木が遅れてしまい、成長や防除に影響が出てしまう。 ・新梢管理の遅れは防除効果の減退、病気や枝折れのリスク、栄養の無駄遣いにつながる。 ・優先度の高い枝や作業だけを「順番に・スピーディに」何周も繰... -
摘粒(てきりゅう)について
・ぶどうの粒が混み合った部分や生育が悪い小さな果粒(ショットベリー)を間引いて房をつくること。「粒抜き」とも呼ぶ。 ・ぶどうの粒の間隔が狭いと、粒が大きくなった時に粒同士がぶつかって、潰れてしまいます。また、潰れることで病気の原因にもなり... -
ボルドー液について
・語源は、19世紀にフランスのボルドーで盗難対策に硫酸銅を撒いていたら、そこだけべと病が発生しなかったことが始まり。 ・銅の効果で枝がしっかりするのでブドウにとってボルドーは⭕️ →土壌に銅イオンが過剰蓄積してしまう弊害を不安視する声もあ... -
べと病について
⭐︎防除は先手必勝。早め早めの対策を。 →一度症状が出たら、広がりを抑えることはできても、症状の進行を止めることはできない。 →ボルドー液を撒き続けるしかない!! →葉っぱをいちいち取ってもいいけど、キリがないし、現実的じゃない。木へのダメージ... -
2023/5/22~26の作業報告
今週も、主に「新梢管理」「草刈り」をしていました。 だいぶ花が咲いてきて、新梢もかなり伸びています。 新梢管理をきっちりしてあげることで、「栄養成長」から「生殖成長」に切り替わっていく時期。 ブドウの開花について 農大では宿泊行事としてスポ... -
ブドウの開花について
ブドウは一般的にイメージされる開花とは違った咲き方をします。 「おしべが花冠を突き破った時点で開花」 生食用ブドウで、ジベレリン処理をするときにとても重要です。 *花ぶるいの原因になるので、満開の時はなるべく触らないように。 ⭐︎ブドウの開... -
草刈りと刈払い機について
⚠️夏の草刈りは、早朝の涼しい時間帯にすること!! →13:00~15:00の暑い時間帯はなるべく負担の少ない仕事をする方がいい。 (2023/7/15追記) なるべく草刈りにかかる労力を減らすために、 苗木や成木まわりだけこまめに「ナイロンコード」で綺麗にして... -
2020/5/15~19の作業報告
程よく雨が降りながら、順調にブドウは成長しています。 害虫の被害もだいぶ治まってきました。 一時は、殺虫剤を撒いても、またすぐに増えてしまい、 どうしようかと思いましたが、 農大の昆虫先生によると、 昆虫は2〜3週間のまとまった期間にどんどん... -
きゅうり
10節までは、脇芽は葉っぱ1枚残して切り取る。それ以降は2枚残す。 -
玉ねぎ
・玉ねぎは、まず縦の高さが決まって、そのあと横に膨らんでいく。 ・玉ねぎの玉は「葉っぱ」 ・掘り出してから半日ほどそのまま置いて乾燥させる。保存性アップ。 ・早生の玉ねぎは腐りやすい。 ⭐︎9月中旬 →玉ねぎの苗床作り。 →雑草取り、畝作り、肥料e...