⭐︎大粒は袋をかける。中粒は24cm、デラは15cm。
⭐︎タイミングは、梅雨が落ち着いて、摘房・防除が終わって、花冠も綺麗に落ちてから。
→低収量・高品質を目指して、いいものだけを残す。
→2023年は6月中旬。
→ヨーロッパ系品種は房にべと病が入りやすいので、梅雨前がいいのかも。
⭐︎ロウびきしてある、ツルツルなほうが上。
⭐︎ブドウの実が傷つかないように、ホッチキスは逆向きで。紙の真ん中あたりで留めておくのが一番安定する。
・コストは1枚あたり1〜2円ぐらい。袋は5円ぐらい。
⭐︎雨や風で、自然に花かすやショットベリーが落ちきって、ある程度粒が肥大してきてからでOK。
→雨の影響で傷みが入りやすくなってくるのはもっと粒が肥大して密集してきてから。
→適度な粒落ち、房の選別が終わってから。
⭐︎傘かけ・袋かけをしておくと房が傷みにくくてサビとりが楽。
早すぎると。。。
・花かすが残っていると、灰かび病の原因になる。
→「花冠取り器」を使えば問題ない。
・太陽を遮ってしまう。なるべく太陽に当ててあげたほうがいい。
→収穫前の「ベレゾン期」に外せば問題ないのでは?
*2023/7/31追記
・試しに袋がけしてみたところ、粒の色づきが悪いように感じる。「糖度の上昇」「粒の色づき」には、やっぱり太陽に当たることが必要なのかもしれない。
・梅雨明けまでは、袋がけで守りながら、上下からしっかり防除する。
・梅雨が明けて「ベレゾン期」に入ったら、袋を外して、房を十分に太陽に当ててあげるのがいいかもしれない。
*2023/7/15追記
・傘かけだと、下から防除した時に房に農薬がかかってしまう。棚上散布といっても、作業効率はよくないし、やっぱり上下から散布するのが一番。
・何より、水瓶の水や農薬のかかった果実を絞ってワインにするのは抵抗がある。房に袋をかけるのがいいかもしれない。
(袋がけの理由)
1、最後まで上下からしっかり防除できるように。
2、鳥獣被害の軽減
3、病気やアザミウマ(スリップス)などの害虫予防
・袋がけのデメリットは….中の温度や湿度が上がってしまうこと。中身が見えないこと。自然落下した粒が中で腐敗するリスク。それでも直接雨や農薬に当たるよりはいい。
→収穫前に外せば、ある程度デメリットは改善されるのでは?