「ブドウの美味しさを100%活かしたワイン造り⑦」
個人的に「果実味のあるワイン」が好きなのですが、1次発酵が長くなりすぎると果実味を感じにくくなるような気がしていました。
特にアンバーワイン(オレンジワイン)ですが、1次発酵は果肉や果皮が分解されて搾りやすくなる必要最低限でいいかなと思っています。温度やブドウの状態にもよるかと思いますが、3〜4日ぐらいが1番いいかなと感じました。
赤ワインでは、果皮が分厚くて抽出に時間がかかるものもありましたが、1次発酵を長くするとタンニンが出すぎる気がしたので、発酵前の「マセラシオン・カルボニック」の期間を長く取ることで「ブドウを柔らかく抽出しやすい状態にしてから発酵させる」などの発酵前の期間で調整したほうが良いように感じています。
(続きは来週書きます)
#農業 #日本ワイン