ワイン造り・農業の学び– category –
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ボルドー液について
・語源は、19世紀にフランスのボルドーで盗難対策に硫酸銅を撒いていたら、そこだけべと病が発生しなかったことが始まり。 ・銅の効果で枝がしっかりするのでブドウにとってボルドーは⭕️ →土壌に銅イオンが過剰蓄積してしまう弊害を不安視する声もあ... -
べと病について
⭐︎防除は先手必勝。早め早めの対策を。 →一度症状が出たら、広がりを抑えることはできても、症状の進行を止めることはできない。 →ボルドー液を撒き続けるしかない!! →葉っぱをいちいち取ってもいいけど、キリがないし、現実的じゃない。木へのダメージ... -
ブドウの開花について
ブドウは一般的にイメージされる開花とは違った咲き方をします。 「おしべが花冠を突き破った時点で開花」 生食用ブドウで、ジベレリン処理をするときにとても重要です。 *花ぶるいの原因になるので、満開の時はなるべく触らないように。 ⭐︎ブドウの開... -
草刈りと刈払い機について
⚠️夏の草刈りは、早朝の涼しい時間帯にすること!! →13:00~15:00の暑い時間帯はなるべく負担の少ない仕事をする方がいい。 (2023/7/15追記) なるべく草刈りにかかる労力を減らすために、 苗木や成木まわりだけこまめに「ナイロンコード」で綺麗にして... -
きゅうり
10節までは、脇芽は葉っぱ1枚残して切り取る。それ以降は2枚残す。 -
玉ねぎ
・玉ねぎは、まず縦の高さが決まって、そのあと横に膨らんでいく。 ・玉ねぎの玉は「葉っぱ」 ・掘り出してから半日ほどそのまま置いて乾燥させる。保存性アップ。 ・早生の玉ねぎは腐りやすい。 ⭐︎9月中旬 →玉ねぎの苗床作り。 →雑草取り、畝作り、肥料e... -
ジベレリン処理(生食用)
⭐︎ジベレリン処理の効果 1、開花を早める。 2、無核化(種をなくす。単為結果の促進) 3、軸を伸ばす。 4、果実の肥大化促進。 ⭐︎フルメットについて。 ・特性としては大きく分けて、「細胞分裂を促進して細胞数を増加させ果実肥大を促進する作用... -
花穂整形(生食用ブドウ)
⭐︎花穂整形とは。 →花穂の先端の綺麗な部分を使うために、支梗(しこう)を切り落として形を整える作業。 →種無しブドウは先端の方が美味しくなりやすい。 ⭐︎花穂整形とセットで、 『脇芽取り(葉っぱ1枚残してカット)・巻きヅル取り・先端の摘心』... -
ブドウの年間栽培スケジュール
防除歴 (月) (ブドウの状態) (管理作業) (備考) 1月 休眠中 ・剪定 ・木の皮剥がし ・畑のメンテナンス ・冬場の肥料やりとたこつぼ深耕について →1月は雨が少ないので、土壌流出リスクも少ない。 2月 根の吸水スタート ・芽傷入れ ・木の皮剥がし... -
接木(つぎき)の作り方
🌟フィロキセラなどの病気に強い「台木(だいぎ)」と「穂木(ほぎ)」をつないで苗木を作る作業。 →自根はやめた方がいい。樹勢が強くなりすぎる。フィロキセラ(ネアブラムシ)も怖い。 →主な台木は「5BB」など。台木は果房が必要ないので、「摘穂(て...