フランス料理まるしげ– Author –

-
2023/6/26~30の作業報告
梅雨で一気に広がってしまったべと病対策のために、今までよりもスパンを短くしてボルドー液を散布しています。 ですが、感染を止めることはできず、あくまで感染のスピードを遅くするだけです。 病気は感染しないように、予防対策が一番重要。 症状が出て... -
2023/6/19~23の作業報告
今週は、梅雨がいったん落ち着きましたが、べと病が一気に広まってきました。 梅雨の雨で感染が広がり、時間差で症状が出てきてます。 来年からは、梅雨前にもっとしっかりした対策が必要なのかなと思います。 ブドウの房もまた大きくなり始めているので、... -
保護中: 新しい大阪ブドウ品種「ポンタ」について
この記事はパスワードで保護されています -
アカガネサルハムシの生態について
3月ごろから幼虫が動き出し、4〜5月に成虫になる。 卵を産んだら、9月ごろに孵化する。 腐植などに産卵。 堆肥(特にみのり、木の皮堆肥)を撒くと幼虫が増えやすい。 →「3月、9月」にオルトラン粒剤を撒くと効果あり。*約1ヶ月効果持続。 →冬はじっとし... -
土づくりについて
・土はほったらかしはダメ。 ・土壌の状態を把握して、適切な土作りを。 ・秋〜冬に「牛糞堆肥を混ぜて、土寄せして、水鉢を作る」 →根っこが生えて元気になる。 ・特に苗木は5〜6月の成長期に栄養分が足りなくなってしまうのはよくあること。 ・石灰不... -
「ホウ素欠乏症」について
(特徴) ・軸が固くなる。 ・葉っぱが左右非対称に。 ・周りから枯れ込んでくる。 ・葉脈まわりの色がまばらに抜ける。 (対策) ・FTE(粒状・2キロ・740円・ホウ素などの微量要素)を散布。来年には復活するので大丈夫。 *土壌中にはホウ素成分はあ... -
農薬の「治療効果」について
・症状が出たものを回復させるのではなく、「植物内に入り込んだ菌を退治する効果がある」という意味。 ・ボルドー液などの予防剤は、浸透効果はないため、植物内に入り込んだ菌には効果がない。 ・1度壊れた細胞は元には戻らない。 ⭐︎植物も人間も本... -
2023/6/12~16の作業報告
ここ最近の雨続きで、ブドウに病気が目立ち始めました。 多雨多湿の日本でのブドウの露地栽培では少しでも気を抜くと病気が広がってしまうことを思い知らされました。 今年は全てが初めての経験なので、将来に活かすために、前向きに捉えて勉強していこう... -
接ぎ木について
・おすすめ台木は「テレキ5BB」 ・ ⭐︎ブドウの木を誤って切ってしまった時に、、、 『英国式鞍接(くらつぎ)法』 ・3月中旬まで剪定せずに残しておいて、穂木を採取する。 →冷蔵庫で保管。*あまり長期間の冷蔵庫保管は乾燥してしまう。 →台木の新梢... -
ブドウの傘かけ・袋かけについて
⭐︎大粒は袋をかける。中粒は24cm、デラは15cm。 ⭐︎タイミングは、梅雨が落ち着いて、摘房・防除が終わって、花冠も綺麗に落ちてから。 →低収量・高品質を目指して、いいものだけを残す。 →2023年は6月中旬。 →ヨーロッパ系品種は房にべと病が入りやす...