冬場の肥料やり、たこつぼ深耕(しんこう)について

⭐️たこつぼ深耕

→斜面で、堆肥が流れないように。草生栽培なら大丈夫?

→樹冠に合わせて、場所を変えながら毎年行う。根を切らないように少し離れた場所に穴を掘って肥料や堆肥を入れること。

→根を傷つけるとそこから病気が入るので注意。

 

⭐︎根は株周りだけではなく、広く伸びている。

→畑全体に「牛糞堆肥」「ミネラル」を散布する。

→地面の凸凹も平らにして作業しやすいように。地面を整備することで、棚の高さを調整する。

→雨が少ない1月がおすすめ。

 

⭐️コンテナなどの体積を、メジャーが無くても計算できるように、自分の手や指の長さを把握しておくと便利。

→「右手の親指から小指までで20センチ。右手の人差し指で8センチ。」

 

⭐️果樹は1反あたり2トンの堆肥が必要。

→牛糞堆肥の重さは「体積の10分の1」

→牛糞堆肥の窒素成分は重さ換算で「1%」(豚糞は1.5~2%、鶏糞は3%)

→約10年で効き終える。1年で10分の1しか肥料効果はない。

→牛糞堆肥に肥料効果は期待しないほうがいい。微量要素と土壌改良が目的。

→気相30%ぐらいの、水捌けのいい土が理想。保肥力を高めること、有害な微生物の繁殖を防ぐこと。

*鶏糞は肥料効果が高く、1年で効ききる。しかし、アルカリ分が高い、肥料が効きすぎる、などの理由であまりおすすめではない。